横浜の隠れ名所「本牧十二天緑地」と「横浜港シンボルタワー」を散策

ウォーキング

出発前のストレッチ体操

今日は「横浜歩けの例会」で、あまり知られてない横浜隠れ名所「本牧十二天緑地」と「横浜港シンボルタワー」を目指して、往復14キロのコースを散策します。

朝からどんよりとした天気でしたが、気温が4℃と低いせいか、急に空からパラパラと白いものが落ちてきました。

“あっ雪だ” と、参加者の女性のかん高い声がしました!

いくつになっても降ってくる雪を見ると、童心に返って、わくわくする気持ちになるのは、私だけですかね?(大雪で困っている人には申し訳ないけど…)

そんな気持ちにさせた雪も、一瞬のサプライズでした。

集合は、JR 関内駅近くの、横浜ベイスターズの横浜スタジアムがある、横浜公園水の広場です。

約100名の参加者、60才〜80才代のウォーキングのベテランから、初心者までの熟年パワーが集まり、“早く歩こう” と、いわんばかりの活気に溢れていました。

スタッフは9名で、参加者の安全管理と、地域の人たちに気を配りながら、フィニュシュするまで気が抜けません。

午前9時にお決まりの出発式。
代表あいさつ、先導リーダーによるコース説明の後、寒さで縮んだ身体をストレッチ体操でほぐし、横浜公園を元気にスタートしました。

横浜一の観光スポット “山下公園”

一行は神奈川県庁通りから、海の表玄関、大桟橋入り口を横目に見ながら、横浜の観光スポット山下公園に到着です。

今日は日曜日で、相変わらず家族連れ、若いカップル、外人観光客等で、賑わっていました。

山下公園は、横浜で最も有名な公園で、関東大震災のがれきを埋め立てて作られた公園です。

海への眺望、沈床花壇のバラ、歌碑や記念碑など見どころいっぱいです。

山下公園常設の氷川丸

特にバラ園は<未来のバラ園>として、バラの歴史の流れを過去から未来へと受け渡す、横浜のシンボルガーデンになっています。
ここで小休止をして、次の目的地本牧十二天緑地に向かいます。

山下公園<未来のバラ園>

知る人ぞ知る穴場の “本牧十二天緑地”

この辺は大型車の往来が激しいため、歩道橋を渡ったり、信号待ち等で列が途切れるので、途中で後続を待つため、列詰めをしたりして本牧十二天緑地に到着です。

公園の背後は、緑で覆われていますが、整備されたわずかなスペースに、本牧十二天の歴史が書かれた6枚のボードが立ち並んでいます。

本牧十二天緑地

実は、この辺りは、昔は浜辺で、丘のすぐ下まで波が打ち寄せる、村の鎮守・十二天社(のちの本牧神社)が、あった場所と書かれています。

1954年、横浜に来航したペリー提督の海図によると、海にそびえたつ本牧十二天の崖を見て「マンダリン・ブラフ」(みかん色の崖)と名付けられています。

黄土色した崖は、今でもその面影を残していますが、この辺りが美しい砂浜で、海水浴や潮干狩りをしていたとは想像を絶します。

昔と変わらない、マンダリン・ブラフ(みかん色の崖)

戦後、米軍に接収され、長い間、立ち入り禁止でしたが、米軍から国に返還された後に、横浜市が国から土地を無償で借り受けるなどして、平27(2015)年、小さな緑の憩いのスポットとしてオープンしました。

ここから、横浜港にある埠頭の1つで、横浜港内最大級の規模と施設がある、コンテナターミナルから、コンテナを積んだ大型車が行き交う、通称、コンテナ街道をひたすら歩き、本牧海つり公園へと向かいます。

関東最大級規模の “本牧海つり公園”

この施設は、東京湾に面し、正面には房総半島、南には三浦半島が望め、一年を通して釣りが楽しめる、関東最大級の広さを誇る、釣りのメッカとして市民に親しまれています。

大きな施設にも拘らず、夏場の最盛期は満員で入場制限が掛かる場合があるほど人気の釣り施設です。
開園時間の早朝6時に到着した際には、入場待ちの行列が50m以上続いたこともあったと、釣り人が話していました。

この辺は、浦賀水道といって、大型タンカーや貨物船、旅客船が、しっきりなしに通るので、船マニアの人には格好の場所です。

横浜の隠れ名所 “横浜港シンボルタワー”

そんな光景を見ながら歩き、やがて真っ白な塔の展望台がだんだん近くなってきました。

この塔は、横浜のシンボルとして1986年7月に完成しました。
横浜港に出入りする船舶のための信号所と、市民の憩いの場にもなるようにと、
周辺に芝生を敷き、展望台(地上36.5m)も設置されています。
展望台からは、横浜港湾の様子や
360℃のパノラマで房総半島や三浦半島、天気の良い日には富士山も見えます。

芝生ではイベントが行われたり、展望台目的に訪れる人がいたりと、市内の隠れた名所のひとつになっています。

いよいよ参加者の楽しみでもあるランチタイムです。

それぞれ自慢の手料理を、仲間と交換し合ったりして、ささやかな憩いのひと時です。

ゆっくり休んだ後は、往路と違うコースを変えて、本牧山頂公園まで歩き、そこから JR 山手駅で解散となります。

脚力のない人は、昼食を食べてから、バスに乗って帰る人もいました。


その後、6㌔のコースを全員無事に完歩され、14時頃、山手駅で解散しました。

あまり知られてない横浜港シンボルタワーへ来た人は、今度、孫を連れてゆっくり遊びに来たいと好評でした。

皆さんお疲れさまでした。

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