歩くのが健康に良いことは多くの人が、分かっていることだと思います。
けれど、時間がないと歩かない人がたくさんいるのもまた事実です。
なぜ、健康に良いと分かっているのに歩かないのでしょう。
それはそれほど差し迫って、健康不安を抱えていないということもあるかもしれませんね。
つまり、生活に支障がないくらい、ほどほどには健康。
ならば、歩く時間を節約してもっと他に効率的にやりたいことをやる、そんな風に思っているのかもしれませんね。
では、歩いたら健康になる、ではなく「歩いたら幸せになる」そんな風に言われたら、あなたはどうしますか?
歩くだけで、幸せになるなんて!
そんな方法があったら、ぜひ試してみたくなったでしょう。
今回は歩いて得られる3つの幸せ効果についてお伝えします。
■効果その1 新たな出会いと発見
歳を重ねると、新しいことに出会ったり、発見したり、という機会はなかなかありません。
それは人生経験が豊富というとことでもありますが、日々がマンネリ化し過ぎてしまい、刺激のない毎日になりがちです。
そうとはいっても、毎日刺激的な日を送るのも、考えものですし、そもそも何に刺激を求めるか、ということになりますね。
歩くということは、あたり前のことですが、これを意識的に始めると、意外と新たな出会いや発見が多いものです。
それは、慣れ親しんだいつもの環境での新たな出会いや発見も多く、穏やかで、けれども新鮮で刺激的でもあります。
近所にこんな素敵な場所があったのか、いつも歩いている時間、同じように散歩している人がいるな、という発見だけでもとっても得した気分になります。
心がワクワクするような体験は人を老けさせません。
私が実年齢より若く見られることが多いのは、こんなちょっとした出会いと発見に、心が動いているからかもしれません。
■効果その2 自然と触れ合い、心がさわやかに
たとえ歩く場所が、自然にあふれたところでなかったとしても、歩くということは屋外に出ること。
自然に風を感じたり、道端の草花に目が向いたりするようになります。
四季折々の景色、空気、風、気温の変化をしみじみと肌で感じると、何とも言えない新鮮で、さわやかな気持ちになります。
これは歩いてみないと分からない感覚で、これを味わってしまうと、自分を簡単にリセットできる方法がわかるので、何か考えに煮詰まったときにおすすめです。
又、歩いていると脳が活性化され、いいアイディアが生まれます。
風邪気味で寝込むほどではないけれど、という時も、身体を大事にし過ぎないで、外に出て歩いてみてください。
最高の気分転換になって、体調の回復も早くなりますよ。
■効果その3 食欲が出てごはんがおいしい!
年齢を重ねると、食が細くなってきますよね。
以前より食べる量が減ったな、とあなたも感じているかもしれません。
それは加齢のせいというよりは、若い頃より動いていない、ということも理由の一つです。
最近、食欲が落ちてきたな、と感じていたらぜひ、歩いてみてください。
久し振りに感じる空腹感、食欲がわいてごはんがおいしいですよ。
食べることが楽しい、ごはんがおいしい、というのは身体の底から元気が湧いてきます。
食べた栄養も身体に吸収されやすくなり、事実、健康にもよく、元気にもなりますよ。
おいしくごはんを食べるために歩く!
歩くことを始めるのに十分な理由です。
何も健康のために!健康寿命を延ばすんだ!
と歩き始めなくても、おいしく食べたいから歩く、で初めても、結果的に健康になり、健康寿命は延びるのです。
■まとめ
このサイトでは、歩くことで健康になる様々な効果をお伝えしていますが、今回は、私の実体験から、歩くことで得られる幸せを感じる、3つの効果をお伝えしました。
どれもささやかなことですが、どれも生活には欠かせない、人生を彩る大切なものです。
歩くことは効率が良くないことと思われがちです。
しかしながら、効率が良いことは、必ずしも幸せにはつながらないと、私は感じています。
ミドル、シニア世代の方も、いい加減もう効率だけを求める生活はやめて、しみじみと人生を味わう時間を持ちたいですね。
それにはウォーキングはうってつけの運動です。
歩いて、豊かで幸せな時間を過ごしませんか?